絵を描く

何がきっかけだったのか分からないのだが、絵を描き始めたのが2016年の1122日だった。よって五ヶ月ほど経過したことになる。鉛筆を使ったり、もともと持っていたPhotoshopIllustratorを使用したりしながら、自分にあった方法を探してきた。もうすぐ半年という事もあってこれまでの事をまとめたいと思う。

 

ひとまず練習はアナログ

始めた当初デジタルで絵を描くことに特化したインターフェイスを持っていなかったため、ボールペンと紙を使って始めた。ただ、自分が古い人間なせいか、それとも性格なのかボールペンで描いた時の感覚が好きではなく、鉛筆に切り替える事に。木の質感が気に入っていて、今もアナログでトレーニングをする時は鉛筆と紙と消しゴムでやるようにしている。絵の上手な人はやっぱりアナログで慣れている方が大多数だと思うので、継続したい。

 

ひとまず試したPhotoshop

アナログでちょっと描けるようになってくると、デジタルのツールも使ってみたくなる。ひとまずWacom Intuosの最も安価なモデル「CTL-490」を導入する事に。Photoshopはドローイングの目的で購入した訳ではないのだが、せっかく持っているので一番最初の選択肢だった。自分が使っているのがMacでSAI等のツールが除外されることもあるかもしれない。

Photoshopで描いた印象は「難しい」ブラシの設定次第で様々な表現ができるという強みはあるもののやはりそれをすぐに使いこなせるのかというとそうではない。

無論、アナログで慣れている方が使うとそうではないのかもしれない。CPUの付加も懸念材料だった。今使っているMacはRAM4GB程しかなく、ブラシを使うと決まって遅延が起こってしまう。試行錯誤したものの、やはり現実的ではないと考え、あきらめる事に。

 

Illustrator

次に試したのがIllustrator。こちらももともと所持していた物。イラレは線を引く方法が複数あって、マウスなりタブレットで線を引く、ブラシツールとかベジェ曲線を用いて引いてゆくペンツールがドローイングに用いるには適当かと思う。

結論から言うと、自分はイラレが大変気に入っている。まず一つは負荷が軽いということ。次に一度引いた線を修正できるという事と引いた線にあとからペンや鉛筆等のテクスチャが加えられるという事。事後的な修正能力が高い分、初心者にとってはありがたい点が多くある。ベジェ曲線は苦手な方も多いようで、その考え方故に敬遠されることもあるようだが、大変気に入っている。特にペンタブレットと組み合わせたておまかな線はタブレットで引いて、微調整をベジェのハンドルの操作で行うことで理想に近づけてゆく事ができる。

最初は独特の操作感が難しかったため、一度鉛筆で描いたものを取り込み、それをなぞるようにして線画にするという事をしていたが、繰り返してゆくうちに下書きからイラレ上でできるようになってきた。

この方法だと、今使っているタブレットよりもグレードの高い物はどうも必要なさそうで、投資の面でもメリットはあるのでは?と考えている。

 

 

イラレでひとまず形になり始めたので、今はそのツールにあった表現を模索しようかと考えているところ。タイポグラフィだったり、グラフィックデザインの表現を用いて作品にできたらいいなと思っている。もしかしたら線画はイラレでやって、Photoshopに移してマスクを作って厚塗りをやってみたりという事も可能かもしれない。ただ、現状のツールにフィットした方法を探るのが最優先かと思う。

 

こんな感じ。

 

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