現在の2Mixへの処理2016/7/4

 

いろいろと短いものを作ってきた中で2Mixに対しての今、持っている機材でできる範囲で良いなと思ったものをまとめる。

 

まず、バスコンプ。持っているものを試した中でもMJUCが最も優れていた。これを1段目にインサートする。

MJUCはMIXの時からステレオバスに指して最大で-5dbのリダクションを行った時に違和感のないMIXになるように務める。

 

API550Aでイコライジング。こちらもMIXの段階で2MIXに指して調整する。ただ、これが全ての曲のMIXにハマるとも限らない。

 

次にInvisible Limiter。ここではThruで使用する。 便利なBefore Afterを比べる機能があるので、違和感のない程度にリダクション。

 

次にDangerous BAXでパンチを加える。プリセットでフィットするものを選び、調整してゆく。M/Sは非常に便利だが、あまり極端にM/Sの処理を行って音像がおかしくなることは避けなくてはならない。

 

最後にその次にMaseratiGRP。前のDangerousとどちらを先にしようか考えたんだけど、こちらの順が好み。M/SでEQをかけた後のほうが明らかにダイナミックだった。。MaseratiGRPのEQのセッティングは味付けと最後のひと押しという感じ。

 

この段階でCubaseのメーターでRMS最大10前後の数字は出る。もっと上げたければ最後にもう一度Invisible Limiterを使えばいいだろうし、更にもっと手前でVSM-3を使用して歪めて上げることもできる。ただ、そんなに音圧必要ですか?と思う事が多いのでこのまま。

 

Dangerous BAX EQをこの夏のセールで導入できて良かったなと思っている。また何か発見があれば随時いじってゆく。