何を思ったのかタンスの奥からプレイステーション用のファイナルファンタジーⅧを出してきてプレイし始めた。なんかそういう気分だったのだと思う。このタイトルがリリースされたのが1999年で、そろそろ20年が経つというのも全く無関係ではないと思う。何事もそれくらいがちょうど振り返るのにいい時期だ。10年では古くてクールではないと感じてしまうことも多いだろう。
最後にプレイしたときからリアルの人生でいろいろ経験して、それによっていろいろ気がつくところもある。単純にストーリーの中で忘れていたこともあるし、プレイしていて非常に新鮮だ。また、その「記憶の欠落」というのがⅧのストーリーにおいて重要な要素でもあり、そういったリンクも楽しむことができている。
ファンサイトの情報によるとⅧは累計8.15millionでファイナルファンタジーシリーズ(Ⅰ~XV)で5番目に多い数字だ。ちなみに1番多いのはVIIの10.658million。Ⅶの人気の高さを肌で感じることは難しくない。後日談、スピンオフやリメイクの情報まである。しかしながら、Ⅷが日本国内で評価されているようには感じない。
それがなぜかの考察はここではしないが、発売日(約20年前)、にFFⅧを買った人の中にはたくさんの小学生(当時)とか中学生(当時)が含まれていたと思う。そして、その時にプレイした時の感想のままの人がたくさんいるような気がする。小中学生にラブストーリーが理解できないとは言わないけど、年齢を重ねる事によって見方が変わる点が多い作品だと思う。
例えば、初めてプレイしてからその後の人生で、口数の少ないあなたの心をひらいてくれる誰かに出会ったり、年を重ねることによって記憶の大切さに気づいたり、恋人ができるだけでもこのゲームの捉えかたは大きく変わると思う。
モンスター倒してレベル上げなんてほとんどしなくていいし、カードゲーム楽しいし。
「お願いだからもう一回プレイしてみて。」と言いたくなるFFⅧ。改めて見直されてほしいなと思っている。